ボキボキ矯正について
『カイロプラクティック=ボキボキ矯正」ではありません!
カイロプラクティックという名前から「ボキボキ」を連想する方は多く、「首」と「カイロプラクティック」と聞いてしまうと、「こわい・危ない」と思われがちです。本当のカイロプラクティックでは、決してそんなことはなのですが。
以前こんな事がありました。80代の女性の方ですが、脳梗塞の後遺症と他にもあちこち調子が悪いので少しでも症状が軽くなるようにとご家族の方に連れられてお越しいただきました。検査と説明の後、施術のために横になってくださいとお願いしたのですが、なんと全く動いてくれません! 理由を尋ねると、「首をいじられると動けなくなるからやめたほうがいいと知人から言われているので受けたくない」と。
結局、ご家族の希望もあり受けて頂くことになりました。それでも、2週間後にお越しいただいたときには調子がとても良くなっていて、初回の不安な表情とは全く異なり、笑顔いっぱいで喜びの声を聞かせてくださいました。もし、間違ったイメージのせいで受けて頂かなければ調子が悪いままだったでしょう。私はご本人が嫌ならやめておきましょうと言っていたのですが、このときは受けて頂けて本当に良かったです。
力まかせのボキボキ矯正は危険です。

骨は、ぐっと押してピタッとはまるような単純なつくりはしていません。科学がここまで進んだ現代、もういい加減にこのような間違ったイメージはなくなって欲しいものです。パフォーマンスのためにボキボキ鳴らすのでしょうか? 脱臼を治す場合は別ですが、こって硬くなった筋肉・靱帯を急に伸ばすとボキッと音が鳴るのであって、骨が正しい位置にはまった音では決してありません。仮にその場で楽になるからといっても、筋肉の繊維にとっても頻繁にボキボキするのは良いことではありません。そして、そもそも体にそんな負担をかけなくても、歪みを改善させることができます。
ボキボキしないで歪みは改善できます。
正当な上部頸椎カイロプラクティックでは、条件をそろえて、最小限の力で負担をかけずに調整することができます。ボキボキ鳴らす必要はありません。オフィスウチヤマで、上部頸椎のアジャストメント(施術)を初めて体験された方は「本当に、これだけでいいの?」と思われるくらいソフトな施術です。近年は非常に多くの治療院があり、カイロプラクティックといってもそれぞれやり方が違っていて複雑になっています。でも、本来のカイロプラクティックは、「ボキボキしない」「痛くない」「安心」なのです。そして、体に負担をかけずに、薬のような副作用もなく、自分の治癒力や適応力を回復させる方法がここにあります!と、私ももっと頑張ってアピールしていく必要性を感じています。
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